KIPS-Keio Initiatives for Political Science グローバル化時代の政治学総合研究拠点形成
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻
魅力ある大学院教育イニシアティブ

事業の概要
グローバル化時代の政治学総合教育拠点形成

近年、文部科学省は、公的な資金で大学および大学院を支援する際に、オープン・コンペ方式を頻繁に採用しています。そこでは、独立行政法人化された国立大学だけでなく、公立大学も、慶應義塾のような私立大学も、競争資金を申請・獲得しなければなりません。今回、教育分野でも、文部科学省から『「魅力のある大学院教育」イニシアティブ』の募集があり、法学研究科政治学専攻は、「グローバル化時代の政治学総合教育拠点形成」提案で応募し、資金獲得に成功し、KIPS(Keio Initiatives for Political Science)として、2006年度後半から新たな教育プログラムを推進しています。

KIPSは,グローバル化時代に国際水準で活躍できる総合的知識と高度な専門性を兼ね備えた政治学研究者・教育者の輩出をめざしています。

慶應義塾大学法学研究科政治学専攻では、わが国最大のスタッフと教育体制を備えた大学院として、これまで5つの系列 (政治思想論、政治・社会論、日本政治論、地域研究論、国際政治論) を基礎とした教育をおこなってきました。KIPSでは、グローバル化時代の政治学総合教育拠点形成に向けて、これら既存の5系列体制を領域横断的な形で発展させると共に、国際的な教育・研究活動の強化、及び、学位取得支援策の一層の充実を図っていきます。

具体的には、専門分野の知識を体系的に履修できる科目選択ガイドラインである「専修ユニット」制度の導入、複数教員でセミナーをおこなう「プロジェクト科目」の拡充、学内の諸研究所との連携による広範な科目の提供、「海外招聘教授による外国語での講義」の拡充、研究手法・研究動向について学ぶ「基礎トレーニング支援プログラム」の新設、などに取り組みます。

本取組は、グローバル化時代に国際水準で活躍できる総合的知識と高度な専門性を兼ね備えた政治学研究者・教育者の輩出を目的とするものであり、今後の大学院教育のひとつのモデルとなり得るものと考えます。